あしなみ会とは
あしなみ会のはじまり
あしなみ会とは「足立区精神障がい者家族会」の略称で、1969年(昭和44年)保健所主催の「家族向け講演会」に参加した家族の方々が結成しました。
あしなみ会の目的
精神障がい者を抱える家族同士、お互いの悩みや苦しみ、喜びを分かち合い、精神に障がいがあっても、支援機関と協力して、地域で安心して暮らすことが出来るようになることを、目指します。
あしなみ会はこんなことをしています。
- 定例会 8月を除き、毎月第3土曜日、午後1時30分から午後4時まで家族会事務所で開催します。定例会の内容は、講演会、懇談会、見学会、レクリエーションなど。
- 会報 あしなみ会だより
8月を除き、毎月発行します。
例会の報告、お知らせ、精神保健などの情報提供、関連施設の記事など。
あしなみ会と地域との連携
- 区内家族会、障がい者団体連合会との交流
- 足立ボランティアまつり、東京足立病院のお祭り
- 足立区こころの健康フェスティバルへの参加
あしなみ会 これからの予定
2024年度の予定
「親なき後の生活のために、一歩踏み出すきっかけとなる支援について」を2024年度のテーマとして取り組んでいます。
タイトルやテーマは変更となることがあります。
網掛け部分は終了しました。
13:30~16:00
あしなみ会 活動の報告
9月2日(月) まるごと相談課との意見交換…3名
まるごと相談課は、「相談を断らない」窓口にしていきたい。支援機関から相談者をつなぐことで、双方安心して相談に臨める。
9月15日(日) つくし会23区ブロック会議…2名
グループホームへの入所により、本人と家族は適度な距離を取ることができる。
- 人を変えることはできない。自分が変わるしかない。
上から目線でなく、基本に戻り、同じ目線で見てあげる。
- 認めてあげる。選択肢を見せて自己決定してもらう。
- 周りの人が優しくしてくれている感情は誰でもどんな状態になっている時でも心に残る。
10月12日(土) みんなねっと北海道大会…1名
家族会の原点は、「対話」(語り合う)こと。
具合が悪いときの「なつひさおチェック」
(○なやみ、○つかれ、○ひま、○さみしい、○おなかがすいた、○おかねがない、○おくすりのみわすれた)
具合が悪いときの原因を振り返るためのチェック
≪各委員会の報告≫
- 9月2日(月) まるごと相談課との意見交換…3名
- 9月15日(日) つくし会23区ブロック会議…2名
- 10月12日(土) みんなねっと北海道大会…1名
- 11月12日(火) 障害者団体連合会…1名
9月21日(土) 講演会
株式会社ジェイリスクマネジメント 本橋徹大氏
障がいがあっても入れる保険の商品もある。
周愛巣鴨クリニック院長 花田照久先生
「リハビリテーション」という言葉の代わりに「リカバリー」という言葉が出てきた。「パーソナルリカバリー(※自分らしさの回復)」自分のことを知り、自分をコントロールする。リカバリーの目的は、生きていくこと。生きていくというプロセスがリカバリーの目的となった。健常な人間が健常な基準で決めるのではなく、その人ができないなら、周りがサポートして、できるようになる環境にしていく。それが社会システムとしてやっていこうとしている。
患者さんたちの問題は引きこもってしまって孤立すること。閉じこもってしまうにはいろんな理由があるけれど。社会が怖いからということもある。訪問看護を入れるのは、怖くない人と触れてもらいたいから。怖くない人もいることを知り、怖くない人が増えていけば、少しずつ外に目が向いてくる。それまで、家族は本人が安心して過ごせる場所を整えてほしい。
社会福祉法人あしなみ 横内康行理事長
一般社団法人 福祉防災コミュニティ協会 副理事長・上級コーチ
今年度2回目の「防災について」の講演会。第1回目を踏まえて、会員の皆様からの質問に一つひとつ答えていただく形でお話いただきました。簡易トイレを備蓄しておくことは大事な事や、家から避難するときには、電気やガスだけでなく、水道もしっかり止めて出ること。ブレーカーを戻すときには、コンセントを全部抜いてからブレーカーを戻してから、一つ一つコンセントを入れて、漏電の有無を確認するなど、参加者皆さん、引き込まれてお話を伺っていました。
あしなみ家族会では、毎月(8月を除く)第三土曜日に定例会を開いています。病気のご本人はもちろんですが、家族にとっても「孤独」は抑うつや不安を生み出してしまいます。家族の立場としての思いを受け止めあうこと、語り合う(対話する)ことが私たちの活動の「イの一番」です。
どうぞ、ご連絡ください。お待ちしています。
電話:03-3888-6400
あしなみ会 お知らせ
JR、大手私鉄の精神障がい者への交通運賃割引が始まります。2014年から10年にも及んで全国の家族会が力を合わせて粘り強く運動を展開してきました。もちろん、あしなみ会もこの運動に参加してまいりました。2021年には「真の共生社会実現に向けた新たなバリアフリーの取り組み」という国土交通大臣指示が出され、やっと、実現いたしました。右のQRコードから、つくしかいだより令和6年5月号の「交通運賃割引制度導入」の記事を読むことができます。